公益財団法人長野県産業振興機構

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教員から転職、新天地へ移住して「かき氷店」開業

事業者名

エール堂

事業内容

かき氷販売

事業者データ

活用した補助金・支援制度等

よろず支援拠点事業

企業の現状及び支援の経緯

代表者は、2年ほど前に大阪から家族で移住してきました。身寄りも無く地域への理解も浅かった中で、かき氷が好きで食べ歩きを続けてきたことから事業化を決意しました。しかし、元々小学校教員で事業の経験がなく、事業化に関してはまったくの素人なので、どこから手をつけてよいか分からず、やみくもに準備を進めていましたが、夏場のかき氷の需要時期に間に合わせたいという思いに加え、大工工事の遅れもあり、焦りと不安を感じて商工会議所に相談したところ、よろず支援拠点の紹介を受け、相談に至りました。

実施した支援内容

【一番人気の「情熱エールいちご」】

1. 都会のかき氷店と通常のかき氷とのバランスを考慮し、また子供にも配慮した価格設定にする。
2.一人体制で行うにあたり、作業手順の効率化を図る。
3.冬場でも温かいものと一緒にかき氷を楽しめるように工夫する。
4.SNSやメディア活用により宣伝効果を高める。インスタグラムへの投稿や、地元紙へのプレスリリースの実施。
5.地元南信州の天然氷を使い、トッピングには伊那の新鮮なくだものを取り入れるなど、地域へのこだわりを活かす。
などの支援をしました。

支援の結果及び今後の展開等

【お客様へのエールカード】

令和6年7月27日にオープンしました。地元紙へのプレスリリースの効果もあり、一時は行列ができるほど好評でした。1日に100杯以上売れる日もあり、特にこだわりの「情熱エールいちご」は1,500円という値段にもかかわらず、2割以上を占める人気メニューとなりました。また、17種類のメニューに時季のくだものとしてブルーベリーやスイカなどをトッピングしたスペシャルメニューも加え、好評を得ました。
今後の展望としてはかき氷の通年提供を実現したいと考えています。また、近隣のお年寄りなどを対象に郷土料理の提供も検討中です。

参画機関

伊那商工会議所

担当部署

公益財団法人長野県産業振興機構 長野県よろず支援拠点

〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)

[Tel]026-227-5875 [Fax]026-227-6086

[Email]info[at]nagano-yorozu.go.jp

※[at]は@に置き換えてください

支援を受けて

工事の遅れにより、保健所の届出や開店準備の遅れが出ていました。かき氷の時期が限られることから、間に合わせなくてはいけないという焦りがあり大変混乱しましたが、自分のできてないところへのアドバイスをいただけたのは大きいです。無事開店できてよかったです。売上も当初考えていたよりも多く、地元の協力ももらえることができました

代表 山本 晶子

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