公益財団法人長野県産業振興機構

文字サイズ
背景色

地域の伝統野菜を再興し、スーパーでの販売により売上140%増

事業者名

株式会社風土リンク

事業内容

農業生産、野菜仲買

事業者データ

  • 代表者/滝澤 知寛
  • 所在地/長野市篠ノ井東福寺1420
  • 従業員数/2名
  • 連絡先/026-293-1619
  • URL/https://www.foodlink1619.com/

活用した補助金・支援制度等

よろず支援拠点事業

企業の現状及び支援の経緯

平成22年から地域ゆかりの「小森なす」の復興に立ち上がった滝澤社長は、当初は個人事業主として活動を開始しました。明治時代には120軒程の農家が栽培をしていましたが、支援当初はすでに1~2軒と絶滅寸前でした。てんぷらやおやきにすると本当に美味しい小森なすを再興するために、農業高校や県農業農村支援センターと一緒に、再興に向けたプロジェクトを令和4年に発足しました。その後、「信州伝統野菜」の認定を受け「小森なす保存会」を設立し、生産者も徐々に増加して現在は7軒の農家が生産を始めました。この事業のリーダーである代表者は、今後さらに小森なすが復興を目指していくためには、現行の組織体でいいのか、またJAとの関係を強い繋がりにするための方策等を模索している中で相談に至りました。

実施した支援内容

【なす畑の外観】

代表者は自ら小森なすの生産農家でもありますが、今後は生産者を増加させて、より認知度を高め、販売先の拡大を目指していました。そのため、個人事業主から株式会社へ法人化することを提言しました。法人化することにより、自身の組織基盤が強くなり、対外的な折衝時の信頼度も上がるため、小森なすの拡大には大きな利点があることを説明するとともに、その具体的な手続き、デメリットも説明しました。また、この事業はJAとの連携が欠かせないため、さらに密な関係を構築し、今以上の働きかけをすることを進言しました。その結果、「信州伝統野菜小森なすの天ぷら」として広告チラシに掲載されたり、Aコープ店内ではPOP広告で飾られたコーナーが設けられ、販売に繋がりました。

支援の結果及び今後の展開等

【Aコープでの販売:小森なすの天ぷら】

小森なすは生産農家が増えて増産に成功しました。また、Aコープでの天ぷら販売も順調に推移しました。さらに、信濃毎日新聞に「地域ゆかりの小森なす再興へ」として特集が組まれました。これらの要因により、当社の売上高は半期の前年同期比で140%の増加となりました。加えて、新たにトウモロコシの取り扱いを始めたこともあり、年間でも大幅な売上高の伸長が見込まれます。今後はさらに多くの方に小森なすを知ってもらうため、農業高校や県との取り組みも強化していきたいと考えています。

担当部署

公益財団法人長野県産業振興機構 長野県よろず支援拠点

〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)

[Tel]026-227-5875 [Fax]026-227-6086

[Email]info[at]nagano-yorozu.go.jp

※[at]は@に置き換えてください

支援を受けて

小森なすが少しずつ世間に知り始めた頃相談をしました。私の今後の思いを話した後、法人化にしてぜひその思いを実現させましょうという言葉をいただき、株式会社にして事業を進めていくことを決心しました。現在は2名の従業員を雇用し、小森なすの認知度も確実に広がりだしている中、地域貢献も含めて事業目標の達成に努力をしていきたいです。

代表取締役 滝澤 知寛

事例一覧に戻る

私たちにご相談ください